ある分野のスポットに当ててその中で独断と偏見によって選ばれた2人を紹介していきたいと思います。第2回のテーマは「大会強豪プレイヤー」です。
大会強豪プレイヤーとは?
色んな大会に参加して優勝をする人のことです。言い換えるなら勝敗を決するここ一番という場面で、力を発揮できる強さ「勝負強い」と言えるでしょう。
大会に参加した方なら感じたであろう、負けたら敗退というお互い崖っぷちで戦っている状況はなんとも言えない「普段とは違う雰囲気」がそこにはあります。その状況でコンスタントに成績を残すのは、「すごい」という言葉ではあまりにもチープ、正直理解が及ばないと言っても過言ではないでしょう。
そんな理解が及ばない所に到達している大会荒らしの2人のプレイヤーにインタビューをしました。
大会について詳しくは下からいけます。
大会強豪プレイヤー紹介
クラン
さな
クラン
質問コーナー
【最近の大会成績】
- TEPPEN ワールドチャンピオンシップ(WCS)2020 優勝
- ニューイヤートーナメント(NYT) 2021 優勝
- 第8回 Narikawa Games杯優勝
【思い出に残ってる大会】
TEPPEN WCS2020
【ランクマッチと大会の違いとは?】
持ち込むデッキ数によって異なります。
(デッキ持ち込みが1つの場合)
ランクマ同様安定感のあるデッキを持ち込むことが大切。というのも安定感のないデッキの場合、どこかで下振れて負けてしまうことがあります。
(デッキ持ち込みが2つの場合)
コンクエスト(勝ちデッキBAN)では、やはり安定感のあるデッキ2つがおすすめ。片方のデッキの安定感がないと、2連続で下振れることがあり、何もできずに負けてしまうことがあります。
(デッキ持ち込みが3つの場合)
これが一番ランクマと違って難しいです。
僕のおすすめは、2つは安定感があるデッキで、もう1つは何かをメタったデッキ。持ち込み3つとその中身に意味を持たせることが大事です。
【構築で意識していること】
・ヒーローアーツを見ただけでは単色か混色かわからないアーツは価値があると考えてます。(例)阿修羅閃空、大楯
・不利対面があるデッキの場合、(例)【✕瞬獄殺 VS ◯嘆キ喚イテ朽チ果テヨ】不利なデッキ(瞬獄殺)で有利なデッキ(嘆キ)に勝てるようにするのではなく、他の持ち込んだデッキで弱点を補い、全体を通して勝てるようにし、一番持ってきそうなデッキ(Tier1)には、持ち込む全てのデッキで勝てるように意識します。
【大会は緊張しますか?】
いや、ほとんどしてない
【緊張しないのはどうしてですか?】
昔は普通の大会も緊張しましたが世界大会を目指す中で「このままでは本番に緊張で普段通りのプレイができないかもしれない」と思いミラティブやクラン内で配信し、人にプレーイングを見てもらうことで慣れました。なので大会だけでなく、ランクマも緊張しません。
【大会で強いプレイヤー】
アースさん。
ありがとう。
最近は負けちゃってるけど。アースさんはいつも持ち込みが強いので当たりたくない。
【最後に一言】
大会は対戦中だけでなく、持ち込みの段階から考えなければいけないことがたくさんあり、その分勝った際にはランクマッチより嬉しいです。また持ち込みデッキに対して深く考えることで結果が良くなります!
プレイングを磨くのはもちろん、本番を想定しての日々の積み重ねが、メンタルを鍛え本番での強さに繋がっている。クランさんの強さが垣間見えた気がします。
さな
質問コーナー
【最近の大会成績】
- 第3回スタバ杯優勝
- 第2回TAKU-CUP優勝
- てっぺん杯Championship優勝
- よっし杯優勝
【思い出に残ってる大会】
思い出に残っている大会は2つあり、1つに決められなくてすみません。
1つ目は【羽ばたき杯】です。理由は初めて優勝した大会だからです。2つ目は【世界大会】です。理由は他のクランメンバーが出場してる中で、自分は世界大会に出場できず凄く悔しかったからです。今年は世界大会らしきものが無さそうなので少し残念に思います。
【ランクマッチと大会の違いとは?】
ランクマは色々なデッキタイプに戦えるデッキとカードを使うのですが、大会では自分のデッキ同士の弱い所を補う形で複数のデッキを持ち込んだり、特定のデッキに勝てるようにするためにランクマ用のデッキからカードを数枚いじったりして、メタを貼ってます。
ひとつ上の質問でだいたい全部話しちゃったんですけどあるとするなら、一本勝負なので運を味方につける事ですかね(笑)
【大会は緊張ますか?】
緊張しますね。
主に初戦と準決勝決勝は緊張してます。2回戦や3回戦等のその間の試合は勝利する度に大会になれてきて緊張が少しほぐれます。慣れるといっても次の大会の日になるとまた緊張しちゃいます。これまで何回も大会に出場してるんですけど一向になれる気配はなさそうです。ただいい緊張感を持ったまま毎回大会に挑めてるのでその点は良い事なのかなと思ってます。
【大会で強いプレイヤー】
クランさんですね
少し前に大会で対戦したのですが、対戦内容はあくびミラーで普通に実力差が顕著に出て負けました、やはり世界王者は伊達じゃないですね。またニューイヤートーナメントでも優勝してるあたり、大会慣れしてそうで全く緊張とかしてなさそうに見えます。
【最後に一言】
大会で勝利した時はランクマッチで勝利した時よりも大きな喜びを感じられるので、これからもエントリーして勝利していきたいです!!
大会で対戦した際に感じたのは「状況判断が的確で早いこと」です。デッキ持ち込みの段階で想定しているので臨機応変できるのだと思います。
まとめ
お2人に共通したのは、デッキ選択時にどの対面にも勝てるように総合力を意識していました。また大会を通じて楽しんでる感じがヒシヒシと伝わってきました。ご協力ありがとうございました。
クラン(Twitter)kuran channel(youtube)
さな(Twitter)
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